トマトの漢字

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トマトを漢字で書くとどんな漢字になるの?


漢字勢が少ない日本の野菜。
どんなものがあるのでしょうか?

漢字表記している野菜は何があるでしょうか?
筍(たけのこ)、椎茸、長ネギ...挙げればまだありますが、ほとんどの野菜は英単語ですよね。
これは海外から入ってきた野菜が多い事と、西洋文化が浸透している日本ならではです。
それではトマトはどうでしょうか?トマトは英語です。
果たしてトマトを漢字で書くことは出来るのでしょうか?

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やっぱり漢字は凄かった?
どんな名前にも対応します。


結論から言うと、トマトという漢字はありません。
しかし、トマトを「表す」漢字は沢山あるんです。

その中でも一番多く使われている漢字は、「蕃茄」と言います。
この読み方は「ばんか」と言いますが、これにはどういった意味があるのでしょうか?
他の名前も合わせて解説していきます。

蕃茄には意味があった?
漢字から情報を読み取ろう!

トマトを漢字で書くと蕃茄なのですが、「蕃」とは何でしょうか?
これは「はん」とも読みます。
「蕃」とは外国という意味を指しています。

トマトが日本に入ってきた時、外国と言えば「中国」を指します。
つまり、「蕃」=中国の「茄」=ナスというのが蕃茄の由来です。

「なんでナスなんだろう?」と思う人もいると思います。
それにも由来がありました。

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ナス?柿?
この見ためで昔の人は驚いた?

トマトが日本に伝わったのは、1600年代後半〜1700年代と言われています。
この頃多くの日本人が食べていた球状の野菜は、「ナス」や「柿」といったものです。
ですので、トマトを最初に見た印象は「ナス」や「柿」だったのでしょう。

トマトは「蕃茄」という表記以外にも、
  • 「唐柿(からがき)」
  • 「赤茄子(あかなす)」
  • 「珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)」
など、ナスや柿を示唆する呼び方があるんです。

「唐」は中国という意味で、珊瑚樹というのは珊瑚の色に例えて呼んだのでしょう。

また、トマトは小金瓜(こがねうり)とも呼ばれていて、当時の日本人が瓜をよく食べていたことも伺えます。
ちなみに、黄金瓜という野菜もありますが、トマトとは関係ありません。

蕃茄(トマト)は中国で健在!
なるほど。こんな使い方をされています。

中国語でもトマトは「蕃茄」と書きます。
これはトマトがヨーロッパから中国に伝播したからです。

今でも蕃茄は中国で使われていて、「蕃茄醤(ばんかじゃん)」というのはケチャップを表しています。
また、「蕃茄汁(ばんかじー)」というのはトマトジュースを表しています。
こうしてみると、中国語が分かりやすいですよね!

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